鎮西学院高校、長崎日大附属中学校 ありがとう!

 卓球場・教育相談所のオープンまで、鎮西学院高校女子卓球部と長崎日大附属中学校卓球部のコーチをさせて頂きました。
 鎮西学院高校女子卓球部は、毎日長時間の練習に取り組んでいます。県外から入学したり、長崎県内でも通学できないような遠くに実家があったりして、ほとんどの選手が親元を離れた生活をしています。なので、コーチに行ったときはいつも最初にみんなの顔を見渡し、「少し表情が暗いから、悲しいことがあったのかな・・・」「顔色が悪いようだけど、大丈夫かな・・・」「意欲的な表情だから元気そうでよかった!」と卓球以外の感想を持ちます。卓球の事を真剣に考え、「試合のビデオを見てください」「ここがうまくできないのですが、どうすればいいですか」と聞いてくるなど、感心するような卓球に対しての姿勢がよく見られます。私の力不足で全国ベスト8の目標を達成させてあげられなかったことが悔やまれますが、あの子たちなら必ず次の全国選抜か来年のインターハイで成し遂げられると信じています。

長崎日大附属中学校卓球部は、中学校から卓球を始めた選手ばかりです。経験年数は短いですが、とても卓球が好きな子たちなので、自分なりに方法を考えて成長する姿もよく見られます。上手になるともっと楽しくなってきたようで、「選手」のような顔つきに変わってきました。勉強も大変な学校ですが、勉強とスポーツの脳の領域は近く、勉強をするとスポーツがよくなり、スポーツをすると勉強がよくなるというように、互いが良い作用が働きます。なので、今後もどんどん卓球が上達できると思っています。

 どちらの学校の子たちとも別れはさびしかったです。なぜなら、卓球を通して一生懸命向き合うと、「家族」のような感覚になるからです。だからこそ、卓球だけでなく、あの子たちの人生を応援しています。これからもずっと。出逢ってくれてありがとう!☺

 

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